県の津波被害想定まとまる 公表は9月にずれ込み/岩手
2日に開かれた県の地震・津波被害想定の検討部会には、岩手大学の齋藤徳美名誉教授などの専門家と県や市町村の担当者が出席しました。この中で県は最大クラスの津波被害想定を市町村ごとにまとめた報告書の最終案を示し、委員はこれを了承しました。
県は当初、8月中にこの想定を公表する予定でしたが、浸水区域内の震度分布のほか、避難開始時間や歩行速度による違いを反映させた被害想定も追加したことでとりまとめに時間がかかったとして、公表は9月下旬にずれこむことになりました。県は今後、被害想定について市町村に個別に説明する予定です。