三陸鉄道昨年度決算 経常損失6億9000万円 過去最大の赤字に/岩手
三陸鉄道の昨年度の決算は、定期券の利用減少が続くものの地元の個人や団体の利用が伸び、営業収益は前年度より3.9%増の3億8690万円あまりでした。
一方、営業費用は燃料費の高騰が響き、12.1%増のおよそ11億300万円でした。このため開業以来最大となる6億9000万円あまりの経常損失となりました。
沿線市町村からの補助など特別利益を加えた当期純損益は450万円のマイナスで、3年ぶりの赤字となりました。
三陸鉄道は、円安や燃料価格を注視しつつ、利用の掘り起こしをして経営安定化に取り組む考えです。