最大クラスの津波浸水想定 釜石でも住民説明会始まる/岩手
初日の説明会は甲子町など3つの地区の住民が対象で約30人が出席しました。県が公表した最大クラスの津波浸水想定によりますと、釜石市では、防潮堤が壊れるなど悪条件が重なった場合、東日本大震災を上回る範囲が津波で浸水する恐れがあります。特に震災では浸水しなかった内陸部の中妻町や上中島町などは、場所によって最大で5メートル浸水すると想定されていて、住民からは避難場所の見直しを求める意見などが出されました。釜石市の住民説明会は7月23日までに市内3か所で行われます。