岩手県高校総体 3年ぶりの開会式/岩手・盛岡市
(リポート)
「74回目となる今年は熱中症対策も踏まえ、初の屋内での開会式となりました」
4年ぶりとなった県高総体の総合開会式は、新型コロナウイルス対策として各学校の応援団は参加せず、1校あたり選手2人、教員1人に人数を制限して行われました。
総合開会式は2019年が雨で中止、おととしと去年は新型コロナの影響で中止となっていました。恒例の応援合戦などでにぎわう開会式ですが、今回の参加者数は76校153人。人数では、屋外で行われていた時のおよそ5分の1に規模を縮小しての開催となりました。
選手宣誓をしたのは、盛岡南高校3年・柔道部の瀬川佳那選手です。
(選手宣誓 瀬川佳那選手)
「私たちは大会に出場できることを当たり前のことではなく特別なことと認識し、感謝の気持ちがとても大きくなっていることを実感しています。仲間と切磋琢磨できるこの大会に全力で臨むことを誓います」
今回は感染症対策を行っての開催ですが総合開会式の在り方について県高体連は今後も検討していくことにしています。大会は5月19日から県内各地で32の競技が実施される予定です。