鍾乳洞で時を待つ 日本酒の熟成 今年も始まる/岩手・岩泉町
岩泉町の泉金酒造は7年前から新酒を龍泉洞内の貯蔵庫で熟成させる取り組みをしています。今年は一升瓶550本と720ミリリットル瓶2200本を運び入れました。
この日本酒は県産の酒米「吟ぎんが」と龍泉洞の水で仕込んだもので、今年3月に絞った新酒です。洞窟内は紫外線の影響を受けず、年間通して10度前後に保たれていて、日本酒を熟成させるには絶好の環境です。
搬入された日本酒は9月中旬まで熟成され、町内の道の駅など県内の取扱店やオンラインで販売されます。