サクラの季節に水揚げ 特産「花見かき」初出荷/岩手・宮古市
2021年04月05日 19:00 更新
サクラの便りが聞こえる頃に水揚げされる、宮古湾の恵みが今年も届きました。三陸・宮古特産の大粒カキ「花見かき」の出荷がスタートです。
初水揚げは小雨が降る中、宮古市赤前の堀内漁港で行われました。花見かきとは殻の大きさがタテ13センチ、ヨコ6センチ、厚さは3センチ以上の規格をクリアしたものだけを指します。宮古湾の豊富な養分をたっぷり吸収したこの時期は甘みがあり、特においしいと言われています。今年も去年と同じ7000個から8000個の水揚げを予定していて、さっそく6日から市内の直売施設などで提供されます。
(津軽石かき養殖組合・山根幸伸さん)
「春が来たので花見かきもおいしい時期が来たということで、なんとか皆様に楽しんで頂きたいと思って今年も始めました。身もぷっくりして味わいがありますのでぜひお楽しみ頂きたい」
通常のカキの3倍ほどの大きさを誇る花見かきの水揚げは、来月の大型連休まで続きます。