台風19号の県内被害額 302億円あまりに/岩手
2021年02月18日 12:00 更新
おととし10月の台風19号による岩手県内の被害額は302億8000万円あまりで、当初の見込みよりおよそ3億6000万円、減額となっています。
これは17日に行われた県の台風災害復旧・復興推進本部会議で示されたものです。県のまとめによりますと、先月1日現在、土木や農林水産関係など県全体の被害額は総額およそ302億8007万円で、去年9月の段階から3億6711万円減りました。これは三陸鉄道の被害額が当初の見込みよりも低く、復旧工事の完了で金額が確定したためです。また復旧に向けた公共土木施設などの工事の発注率は81.7%となっています。達増知事は「新設する復興防災部のもと、復旧復興に向けて被災地に寄り添っていく」と話しました。