新たに10人の感染確認 職場内での感染連鎖も 新型コロナ/岩手
2021年01月13日 19:05 更新
岩手県と盛岡市は13日、新たに10人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表しました。職場内での感染の広がりも確認されています。県内での感染確認は累計444人となりました。
新たに感染が確認されたのは盛岡市、滝沢市、北上市、一関市、釜石市などに住む男女10人で、いずれも重症ではありません。このうち盛岡市に住む40代から50代の男性3人と滝沢市の60代の男性は、すでに感染が判明している北上市の60代男性と二戸保健所管内の50代男性の職場の同僚です。この職場での感染確認はあわせて6人となり、盛岡市は職場内で限定的な集団感染が起きたとみています。この職場では感染が確認された6人のほか、29人が同じフロアで勤務をしていますが、20人は検査が終了しいずれもウイルスは検出されませんでした。残る9人については今後検査が行われます。また県内に住む70代の男性はクラスターが発生した雫石町の鶯宿温泉病院に入院している患者で、6回目のPCR検査でウイルスが検出されました。鶯宿温泉病院関連の感染確認は113人となりました。このほか、北上市の20の男性と一関市の40代の女性は、過去に感染が確認された患者との接触歴が今のところ確認されていません。県内の感染確認は累計444人となりました。13日正午現在、入院中の患者は64人で、このうち2人が重症です。