県立大生考案のオリジナル料理/岩手・盛岡市
2021年01月13日 19:05 更新
岩手県産食材をPRしようと大学とJA、フェザンの共同作業です。ある岩手の特産品を使ったオリジナルメニューが完成し、13日試食会が開かれました。その特産品とは?
こちら、普通のハンバーグに見えますが、その中には…。
(リポート)
「いただきます。これはシイタケですね。粗いみじん切りにしてあって、噛んだときにしっかりと風味が広がります」
中に入っているのは県産の原木乾(ほし)シイタケです。この取り組みは乾シイタケの消費拡大を狙うJA全農いわてと、地域の課題解決を学ぶ岩手県立大学の学生、メニューを提供する盛岡駅ビル・フェザンがタッグを組み、スタート。13日は完成したメニューがお披露目されました。企画は総合政策学部の学生がコンペ形式で競い、レシピを短期大学部の栄養士などを目指す学生が考えた、オール県立大学のメニューです。去年5月から乾シイタケの活用法について授業の中でアイディアを練ってきた学生たち。企画を立てた後はレシピを募り、およそ30品の中から選ばれたのがこちらの3品です。乾シイタケ独特の食感をダイレクトに味わえる肉詰め。ソースにも乾シイタケの戻し汁を使い、風味豊かに仕上げたハンバーグ。そして、みじん切りにした乾シイタケをホワイトソースに加えたグラタンです。
(小野寺紗雪さん)
「原木乾シイタケがこんなに美味しいんだっていうのを知ってもらいたいです」
(坂本彩乃さん)
「シイタケは和食で使われているイメージが強かったので、洋食にしてみようかなと思って」
肉厚の県産乾シイタケの新たな味わいに出会えるこれらのメニューは、盛岡駅ビル・フェザンのみのるダイニングで16日からそれぞれ期間限定で提供されます。