温泉施設で基準値超のレジオネラ菌 自主休業/岩手・紫波町
2021年01月13日 11:55 更新
岩手県紫波町の温泉施設ラ・フランス温泉館で基準値を上回るレジオネラ菌が検出され、今月9日から営業を休止しています。
岩手県と紫波町によりますと、去年末にラ・フランス温泉館を利用した県外の人が体調不良を訴えました。県央保健所が調査した結果、露天風呂と寝そべって入浴する「寝湯」から、基準値を超えるレジオネラ菌が検出されました。これを受けてラ・フランス温泉館は今月9日から自主的に休業したうえで清掃作業と点検を行っていて、安全が確認され次第、営業を再開する予定です。13日現在で症状を訴えた県外の人のほかに体調不良の報告はないということです。紫波町は年末から今月初めにかけて施設を利用した人で、体調がすぐれない人は医療機関を受診するよう呼びかけています。