去年の倒産件数42件 新型コロナ関連6件/岩手
2021年01月12日 11:55 更新
岩手県内の去年1年間の企業倒産件数は42件と前の年と同じ件数でした。このうち、新型コロナウイルスの影響による倒産は6件です。
東京商工リサーチ盛岡支店によりますと、去年1年間の県内の負債1000万円以上の企業倒産は42件でした。前の年と比べると、件数は同じですが、負債10億円以上の大型倒産が3件発生したことから、負債総額は前の年より6億4500万円増え81億2700万円となりました。また、新型コロナウイルスの影響による倒産は6件で、政府や金融機関などの資金繰りの支援が一定の効果を上げ最小限に抑えられたとみられています。東京商工リサーチ盛岡支店は「長引くコロナ禍で多くの企業が疲弊感を強めている。今後も厳しい状況が続く可能性が高い」と分析しています。