県立胆沢病院職員がプリンター用トナーを転売/岩手・奥州市
2021年01月08日 19:00 更新
岩手県医療局は、県立病院に勤務する職員が病院内のプリンター用トナーを転売していたことを明らかにしました。
プリンタートナーを転売していたのは、県立胆沢病院に勤務する50代の職員で薬剤師の男性です。職員はおととし2月から12月までの間に病院からトナーを持ち出し、オークションサイトなどで売却していました。盗まれたトナーはあわせて二百数十本で推定730万円相当です。薬剤科のトナーの消費量が多く聞き取り調査を行ったところ、この職員の持ち出しが発覚しました。ローンの返済などのため転売し、およそ220万円の利益を得ていたということです。県立胆沢病院は8日、奥州警察署に被害届を提出しました。県医療局は職員に損害賠償請求を行い厳正に処分するとともに、再発防止に向け取り組むとしています。