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久慈で新発見 恐竜時代の新種の「コケ」/岩手

 2020年09月10日 18:55 更新

一昨年に岩手県久慈市で発掘された琥珀の中から新発見です。見つかったのは世界に類を見ない新種のコケで、およそ8500万年前、白亜紀後期を知る貴重な化石です。

(リポート)
「新たに発見された、コケが含まれた琥珀がこちらです。この小さな化石の中に、恐竜時代の謎を解き明かす情報が詰まっています」

美しい琥珀の中に見える黒い枝状のものが、およそ8500万年前に生息していたとみられる新種のコケです。この新種のコケを含む琥珀は、一昨年7月に、久慈琥珀が所有する採掘場から発掘したもので、世界で唯一のコケの専門研究機関、宮崎県日南市の服部植物研究所によって新種のコケと判断され、10日に開かれた記者会見で実物が公開されました。

(服部植物研究所・片桐知之所長)
「恐竜がいた時代に蘚類が生育していたこと、苔類が生育していたことが今回初めて分かりました。もっと多くのコケ植物が久慈の琥珀から見つかるという自信が持てた」

コケ植物は、スギゴケに代表される枝と葉からなる蘚類と、葉がないゼニゴケなどの苔類の2つに分けられますが、琥珀の中からコケが見つかったのは2013年に同じく久慈で見つかり蘚類に分類された「クンノコゴケ」に続いて国内2例目。苔類としてはこれが国内初となります。さらに今回見つかったコケはその形状から「フタマタゴケ科」に分類されましたが、先端付近にある円盤状の枝がどのフタマタゴケにも見られないものであったことから新種と判断され、「クジフタマタゴケ」と命名されました。

(久慈琥珀博物館・新田久男館長)
「太古の生き物がそのままの形で残るというのは琥珀だけ。歴史とか研究に大変役立つものだと思う」

新種のコケを含む琥珀の実物は、12月30日まで久慈琥珀博物館に展示されます。

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