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無人駅が「漆」の魅力発信拠点へ/岩手・盛岡市

 2020年04月29日 19:00 更新

盛岡にある無人駅が「漆」の魅力発信拠点へとリニューアルしました。取り組みの背景には、かつて漆の産地だった地域の歴史がありました。

盛岡駅から3駅のJR山田線上米内駅。一昨年から無人駅ですが、29日、漆の魅力発信の拠点としてリニューアルしました。これは無人駅を地域活性化に生かすJR東日本のプロジェクトに採用されたもので、クラウドファンディングで集まったおよそ120万円も活用されました。


(リポート)
「駅に入ってきますと、ここは今までも待合室だったスペースなんですが、ここから向こう無人駅になってから使われていなかったスペースなんです。昔の小学校のような雰囲気ですね。奥に来ると漆の様々な製品の展示販売が行われています」

昭和にタイムスリップしたようなスペースには、漆器や漆かきの道具が展示されています。

「漆の傷ついた木を外壁に並べてみました。浄法寺から持ってきた木なんですけど」

今回、JRから駅舎を借りてリニューアルを行った、次世代漆協会代表の細越確太さんです。東京でサラリーマン生活を送った後、7年前に故郷の上米内に帰ってきました。細越さんは去年から自身の所有する山林などに漆の植樹を行っています。

「植え方の説明をします。これ水糸といって目安の糸です」

細越さんが漆に興味を持つようになったのは地域と漆の関わりを知ってからでした。

(次世代漆協会・細越確太代表)
「実は4、50年前までは浄法寺の漆かきの職人さんがわざわざ上米内の方にやって来て漆を採取して採っていたということを知っている高齢の方がいらっしゃり、かつ『それ、お前の家に泊まりながらかいていたぜ」って話があったものですから」

かつて漆の産地だった上米内を再び漆で盛り上げたいと、細越さんは今後、継続的な漆の植樹を計画しています。この思いは無人駅を有効活用したいJRの思いとも重なりました。

(JR東日本盛岡支社・中井勝彦事業課長)
「こういった形に地域の方々に使っていただいて、地域の方が活性化してより多くのお客様が訪れる駅になっていく箇所が増えていけばいいなと考えております」

29日は新型コロナウイルスの影響で、当初予定されていた臨時列車の運行や漆塗りの体験などは見送られましたが、細越さんは今後、リニューアルした駅舎で漆に関わる体験会を開きたいと考えています。

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[2020/05/28 放送予定]

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