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台風19号被害「堤防は被害拡大の要因の一つ」/岩手・山田町

 2020年03月24日 18:54 更新

去年の台風19号の際、津波を防ぐ堤防が被害を大きくした原因ではないかと住民が指摘していた山田町の田の浜地区について、検証委員会は24日、検証結果を報告し、堤防は浸水被害を拡大させた直接的な原因ではなく要因の1つであるとしました。

(リポート)
「台風19号で多くの住宅が浸水した田の浜地区です。5か月が経った現在も、台風の爪痕が生々しく残っています」

山田町の田の浜地区は、去年10月の台風19号の豪雨で全壊・半壊など合わせて118棟の建物が浸水被害を受けました。田の浜地区では、東日本大震災後に津波を防ぐ目的でつくられた防災公園の堤防の排水管に土砂や流木が詰まり、住民からは、堤防が山からの水をせき止めたことで被害を拡大させたのではないかという声も上がっていました。山田町では去年11月、水害に関する検証委員会を立ち上げ、およそ3か月をかけて原因を調査。その結果、検証委員会は、台風19号規模の豪雨の発生を想定することはできず、水害リスクの事前予測は困難だったと判断しました。浸水被害については、大規模な土石流の発生で排水管が詰まり、水が溢れ、堤防が水をせき止める形となったと説明し、堤防は浸水被害の直接的な原因ではなく要因の1つであると報告しました。

(山田町・佐藤信逸町長)
「検証結果が出たというところで、それに基づいてどういう災害が原因であって、それによって復旧方法が決まってくる。そのことをしっかりと地元の皆さまにご説明し、安全・安心な住環境を整備いたしますと説明する。そのことによって、住宅の再建に力強さが出てくるのではないか」

今後の災害対策として、県が田の浜地区の山の中に土砂を防ぐ砂防堰堤を新たに建設し、町は津波と豪雨のどちらにも備えられるよう堤防の排水管をはじめとする防災公園の改良整備を行います。27日に予定されていた住民説明会は新型コロナウイルスの影響で対象の住民を限定し非公開で行われることとなり、一部の住民からは今後、町がどのように説明の場を設けるのか、また、住民の意見が本当に反映されるのか疑問視する声も上がっています。

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[2020/04/10 放送予定]

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