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有名作家たちが高校で特別授業/岩手・一関市

 2019年07月09日 19:00 更新

誰もが知る有名な作家たちが9日、岩手県一関市の高校を訪ねました。「町に本屋がある幸せ」について、本のプロたち直々の出前授業です。

拍手に迎えられながら登場したのは、直木賞作家で現在は選考委員も務める林真理子さん。2004年に「蹴りたい背中」で芥川賞を受賞した綿矢りささん。社会学者で現在、作品が芥川賞の候補に選ばれている古市憲寿さん。テレビ番組のコメンテーターとしても有名な編集者、中瀬ゆかりさんです。4人は一関市の大東高校に特別講師として招かれました。4人はボランティアで講演などを行う表現者たちのグループ「エンジン01文化戦略会議」のメンバーで、今回の出前授業は大東高校の鈴木勝博校長の強い希望で実現しました。授業のお題は「町に本屋さんのある幸せ」です。授業が始まる少し前、4人はこの地域にただ一つの書店、小原書店を訪れました。店内を自由に巡る大物作家たち。本を手に取ったり購入したり…。

(林さん)
「私はあまり行ってないですね、最近。うちの近所が無くなっちゃって。困ってるんですけど」

(中瀬さん→古市さん)
「古市は?」
「アマゾン」
「ちょっとおまえ、ホンマ空気読めないな、アハハ」

(綿矢さん)
「私は週1くらいですね。近くの本屋さんに。アマゾンで買うこともすごい多いんですけど、新刊をバッと見られるじゃないですか、一気に。それで新刊を見たい時によく行きます」

(林さん)
「駅前の本屋が無くなっちゃって、その前は週に4回くらい行ってましたかね。駅に行ってそこで買って、帰りに喫茶店でお茶飲んで。本当に良かったのに無くなっちゃって」

(中瀬さん)
「ネット書店で買うと、目当てのものを決めていた場合は良いんですけど、偶然の、歩いていて『アッ』ていうようなのは、リアル書店しかないので。(古市さんが)こんなバカ発言してますけど。作家はそうじゃないとだめよ、アハハ」

本の山から自分に合った一冊を選び出す、それが本屋。他にはない「偶然」や「出会い」があふれる場所。授業の大部分は非公開でしたが、生徒たちの心は確かに動いたようです。

(生徒)
「書店に行って手に取ることで、本の厚みであったり、そういうものが伝わってきて、やっぱり本屋は町にあるべきなのかなと思いました」

「『タピオカは今、流行っていてそれが10年後には、流行っていないかもしれないけど本は長年愛されてきたものだ』と、(古市さんが)おっしゃっていて、本はすごい影響力というか、長年愛されているものなんだなと感じました」

「中瀬さんに聞いた星新一さんの本が気になっていて、短い本(短編)から読んでいって、どんどん本を好きになっていけたらなと思います」

(林さん)
「本をね、読んでほしいし本屋さんに、小原書店っていう素晴らしい本屋さんがあるんで。あそこに行ってほしいなと思います。私たちの本も読んでほしいですよね」

(古市さん)
「一人でもいいんで、きょうのこの中から本を出す人とかが出たらいい」

豪華な「本のプロ」たちによる「本屋のすゝめ」。近年、盛り上がりを見せる県内の読書熱を一層、盛り上げてくれそうです。

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[2019/07/17 放送予定]

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