市長選5票差で落選候補の支持者58人が異議申し立て/岩手・陸前高田市
2019年02月12日 19:00 更新
今月3日に投開票が行われた、岩手県陸前高田市長選挙の結果について、落選した候補者の支持者58人が、市の選挙管理委員会に対して、異議の申し立てを行いました。
異議申し立てを行ったのは、5票差で落選した紺野由夫氏の後援会の、菅野広紀事務局長をはじめ支持者58人です。12日はこのうち18人が、市の選挙管理委員会を訪れ、28件の異議を申し立てる書類を提出しました。申し立ては72票の無効票の判断が、正確かどうか再点検することや、投票用紙すべてを再点検することなどを求めています。
(菅野広紀事務局長)
「やはり陸前高田を変えたいっていう、思いの人たちがいたので、5票差っていう重みが、どういう風に思っているのか」
市の選挙管理委員会は公職選挙法に基づいて、30日以内に申し立てを退ける「却下」、内容が不十分な場合の「棄却」、主張を認める「容認」のいずれかの決定を通知することになっています。