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「恐れ」から「理解」へ 小学生がクマの生態学ぶ/岩手・北上市

 2018年09月11日 18:54 更新

 ツキノワグマの出没が多い地域にある北上市の小学校で11日、クマの生態を学ぶ特別授業が開かれました。恐れるのではなく理解することで、クマの被害を減らそうという取り組みです。
 (授業)
 「みんな岩手に住んでいてどう?クマいっぱいいるけど?」
 「見たことある!」
 「3匹見たことある!」
 特別授業が行われたのは、北上市和賀町の笠松小学校です。県が主催した授業では、4年生から6年生までの児童がクマの生態や人間との関わりを学びました。こちらの小学校で授業が行われるのには、理由があります。
 (リポート)
 「笠松小学校の周辺ではクマの出没が相次いでいて、学校のほか地域はさまざまな対策をおこなっています」
 北上市では去年クマの出没が176件あり、学校がある横川目地区では20件の目撃情報が寄せられました。県は今年度、横川目地区とその周辺を「市街地でのクマ対策」を推進するモデル地域に指定しています。今年は周辺の林にカメラを設置してクマが人里に入り込むルートの解析を試みています。
 授業では岩手大学農学部で野生動物について研究している山内貴義准教授が、クマが川などの水辺を移動して人里に近づくことや、突然遭遇すると驚いて人間を襲う場合があることを説明しました。
 一方で、クマは普段は山の中でおとなしく暮らし、臆病な性格でもあります。
 (山内准教授)「どうしてもクマは怖いというイメージがあるのですが、クマ自体は平和な動物なので、何とかクマと一緒に暮らしていけるようにしていきたいなあ」
 山内准教授は、クマによる被害を防ぐためにはクマと遭遇しないよう鈴をつけて人の存在をアピールしたり、山林と人の生活域との境界線を明確にするためにこまめに草刈りをしたりする重要性を訴えました。
 (児童)「クマは今まで怖いものだと思っていたけど、クマと一緒に生活することも可能なんだなと思いました」
 クマの存在を身近に感じる地域で暮らす児童たち。恐れるのではなく正しい生態を学ぶことが、被害を防ぐ第一歩になることを実感していました。

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[2018/09/20 放送予定]

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