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ガス爆発から1週間 廃棄物処理に苦悩/岩手・盛岡市

 2018年02月09日 18:50 更新

今月3日、岩手県盛岡市中屋敷町で起きた、住宅のガス爆発から10日で1週間です。被害の調査が進む一方で、住民の後片づけを阻んでいる問題もあります。佐藤桃花記者の報告です。

(爆発家屋の隣家・上野幸一さん)
「ここですよね、こっち側の壁(が吹き飛んだ)」

盛岡市中屋敷町でのガス爆発。爆発が起きた家の隣りに住んでいた上野幸一さんです。隣りに面していた壁が爆風で吹き飛び、リビング全体が壁の下敷きになりました。

(上野さん)
「あっちに…形無くなっているからな…あっちに備え付けじゃなくて、棚を置いて書類とか細かいものを入れてあって、あとここにテレビがあって…」

3階建ての住まいはほとんどの部屋の窓ガラスが割れ、ドアが外れるなどの被害がありました。エアコンも壁から外れ、ぶら下がったままです。

(上野さん)
「建築屋に見てもらったんですが、『使えませんね』と」

(Qもうすっかり立て直さないといけない?)
「簡単に言えばそうですね」

上野さんは息子夫婦と孫との6人家族。爆発した日は全員が外出していましたが、上野さんはおよそ5時間後に帰宅し、被害を把握しました。5年前に建てたばかりという、我が家の変わり果てた姿に、ショックは大きかったといいます。

(妻・キクエさん)
「とんでもなくね、ひどい…状態でしたよ…入ってみた時はね、もう…びっくりするっていうか…声が出ませんでしたね…」

爆発は今月3日、午前11時ごろに起きました。爆発が起きた住宅1棟が全壊したほか、中屋敷町町内会によりますと、周辺の住宅32棟に被害がありました。被害があった住宅は、固定資産税の減免が受けられる場合があり、9日も市の職員が町内を回り、被害状況を調べていました。そして今、住民を悩ませているのは、爆発に伴って出た住宅の資材など廃棄物の処理です。

(上野さん)
「(窓サッシ指さして)これですね、これ隣りのものなんですよ。うちはこの色使ってないですから」

(Qあっちから飛んできたってことですか?)
「そうです、そうです。(防寒材指さして)これらも」

市は11日、今回の爆発で出た廃棄物の大規模な分別、処分の実施を予定しています。これを機に一見片づけが進みそうですが、自分の家のものだけではなく、爆発の際や爆発後も風で至る所から来た、どこの家のものかわからない廃棄物も多く、住民たちはそれを処分していいのか、戸惑いがあるといいます。

(上野さん)
「誰が片づけるにしても、私らにしろ、お手伝いした人がやるにしろ、業者頼むにしろ、手間暇お金がかかりますから」

警察と消防はプロパンガスによる爆発と断定しましたが、爆発の原因はまだわかっていません。爆発から10日で1週間。住民の暮らしの不安は続いています。

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[2018/02/22 放送予定]

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