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世代間交流の「日めくりカレンダー」/岩手

 2018年02月08日 17:48 更新

 盛岡市内の書店でちょっと珍しい日めくりカレンダーが発売されます。岩手大学の学生が卒業研究の一環として制作したものでテーマは「世代間交流」です。
 こちらが10日に発売される「もりおか家族のおいしいカレンダー」です。年齢も性別も職業もばらばらの28人が共同作業で作り上げました。1日に1か所、書いた人のおすすめの食事スポットが手書きのイラストとともに掲載されています。このカレンダーを作るプロジェクトを企画したのは、岩手大学人文社会科学部4年の小山内慈さんです。
(小山内慈さん)「地域の方々との関わりというか、近所の方がどんな方なのかとか、なかなかわらりづらい環境になってきているのでそういった環境を少しでもよくするというか改善するきっかけになるような企画にしたいと思って始めました」
 どうしたら世代を超えた交流を促すことができるのか。そのヒントを探ろうと小山内さんは去年9月に、知人の知人を誘ったり、SNSでよびかけたりして自分も含めた9歳から91歳までの人たち28人を集めました。そして28人を5つのグループに分け疑似家族として食事会を通し、交流してもらうことにしました。
(小山内さん)「いろんな世代の方と一緒に食事をすることで、ご飯についてでも、盛岡についてでもいろんな会話が生まれるのでそういった所で交流を深めることができればと思って」
 5つの家族は4か月間で5回ほど食事を重ね本物の家族のように親睦を深めました。その絆を形にしようと作られたのがそれぞれの家族が食事場所とした訪れたとっておきの飲食店を紹介するこの日めくりカレンダーでした。
 この日、完成したカレンダーをチェックしようと、プロジェクトに参加した人たちが大学に集まりました。20代・40代・50代・60代と世代はさまざまです。
(参加者・60代)「それぞれ年代も文化も違うんですけどもなんか食べ物を通じて、知恵を出し合ったりとか、それぞれ楽しさを共有したりとか、やってみないとわからない面白さと広がりを感じましたね」
(小山内さん)「自分とは違う世代の方と交流する機会やお話しする機会を持つことで、(互いの世代間の)印象は変わると思うのでそういったところで、ちょっとでも交流を増やしていくことがいいのかなと感じた」
 それぞれの世代が接点を持つ機会さえ作り出せば交流は進むと確信した小山内さん。そのための重要なツールである「食事」をテーマに多世代の人たちで作り上げたこのカレンダーは新たな世代間交流のカタチを作るきっかけになるかもしれません。

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[2018/02/22 放送予定]

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