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保育施設女児死亡事件 損害賠償求め提訴/岩手・盛岡市

 2018年02月07日 19:00 更新

 盛岡市の保育施設に預けられた当時1歳の女の子が塩化ナトリウム中毒で死亡した事件で、女の子の両親は7日、施設の元経営者を相手取り損害賠償を求める訴えを起こしました。すでに刑事事件としての裁判が決まっていて民事裁判でも事実が追求されます。
 7日正午前、亡くなった下坂彩心ちゃんの両親の代理人弁護士が盛岡地方裁判所を訪れ、損害賠償を求める訴状を提出しました。2015年8月、盛岡市内の認可外保育施設で施設の元経営者・吉田直子被告が預かっていた下坂彩心ちゃん当時1歳に食塩を混ぜたイオン飲料を飲ませて塩化ナトリウム中毒死させたとして、盛岡区検察庁は先月、業務上過失致死の罪で盛岡簡易裁判所に略式起訴。しかし、盛岡簡裁は略式命令は「不相当」と判断し、公判で審理を行うことを決めました。両親の代理人弁護士は7日午後会見し、訴えを起こした背景を次のように語しました。

(両親の代理人 大谷恭子弁護士)「刑事事件では被告は過失で塩を飲ませたということになっています。業務上過失致死ということで。でも私たち被害者ご両親のお気持ち『過失でこのような量を与えるというのはあり得ない』という風に考えております。ですから故意に塩を投与したと。いわゆる託児中における虐待死、虐待があったという風に我々は考えております」

 また彩心ちゃんの父、亘さんも会見に出席し、初めて事件について語りました。

(彩心ちゃんの父親 下坂亘さん)「いつも笑顔で、呼びかけると『アー』って。泣いてても抱っこするとすぐ泣き止んで。すごくかわいかったです。自分のためにも彩心のためにも、ここから真実を追求していきたいと思います」

 今後、事件は業務上過失致死罪としての刑事裁判と、傷害致死罪として損害賠償を請求する民事裁判が並行して進められることになります。

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[2018/02/22 放送予定]

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