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10日ぶりサンマ水揚げも直送便見送り/岩手・大船渡市

 2017年09月11日 15:47 更新

 水産業の復興を支えるサンマの不漁が続いています。岩手県大船渡市では例年この時期毎日のように水揚げがあるサンマが11日、ようやく10日ぶりに水揚げされました。
 大船渡市魚市場にサンマを水揚げしたのは宮城県石巻市の第18漁栄丸です。ロシア海域で漁を行い、50時間かけて入港しました。不漁と言われた昨シーズンでも9月のこの時期はほぼ毎日水揚げがありましたが、今シーズンはさらに厳しく10日ぶりの水揚げです。この日を待ち望んでいた買受人たちですが、水揚げされたサンマを見ると…。
「これじゃ困りますねえ。大変ですわ、うん」「どうしようもないですよ。鮮魚店も買えないし、冷凍屋さんも買えないし」
 買受人たちが嘆くのはサンマの大きさ。12トンが水揚げされましたがほとんどが120グラム以下の小型サイズだったため、生で出荷するには小さすぎるのです。11日は全国に大船渡のサンマを届ける「さんま直送便」の発送が始まる予定でしたが、これも見送りとなりました。
(さんま直送便・佐々木英一理事長)「小さくてやめました。こういう状態が続くともうさんま直送便も終わりです」(きょうは発送できない?)「できない」
 例年なら9月初旬に発送を始め、去年は1万3000個を全国に送りました。今年はすでに8000個の予約が入っています。また、漁をするサンマ船の船長もここまでの不漁は経験が無いと嘆きます。
(八木正明船長)「漁場、まるっきり魚小さいし、いないし、群れは薄いし、例年にない状況だね」
 10日までの県内のサンマの水揚げは合計で494.9トンと例年の半分以下です。サンマそのものが少ないことに加え、県水産技術センターによりますと、台風の影響で出漁できなかったことと、海水温が高いため海水温が低いロシア海域で操業していることで漁場が遠く、県内の水揚げが少ない状態が続いているということです。大船渡市魚市場では12日も大型サンマ船による水揚げが予定されていて、関係者は今後に期待を寄せています。

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[2017/09/21 放送予定]

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