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山菜を学ぶツアー~年に一度のごちそうも/岩手・盛岡市

 2017年05月16日 17:21 更新

 盛岡市藪川の外山森林公園で16日、山菜や野草について学ぶ観察会が開かれました。観察会の後の、「年に一度だけ味わえる」という山菜の天ぷらもお楽しみです。
 5か月あまりの長い冬籠りから明け、先月29日に今シーズンの営業を再開した盛岡市藪川の外山森林公園です。森の中では公園の管理人・髙橋久祐さんが観察会で使う山菜を収穫していました。
(記者と髙橋さんやりとり)「これはどなたのための山菜ですか?」「きょうの山菜のイベントのお客様のためです」「これはなんでしょう」「ボウナです」「一見するとただの草かしらなんて思ってしまうんですけど食べることが出来るんですね」
 91ヘクタールの広い園内では大きく育ったタラノメや、芽吹きを迎えた木々にも出会えます。
「これヤマブドウですか?これはじゃあ・・・」「新芽ですね」「こんなにきれいなピンク色なんですね。これも食べることができるんですか?」「できます。これは少し酸味があるような味で天ぷらにするとふわっとした感触で、ちょっととろみがあって『ふわとろ』ですね」
 午前10時前、観察会の参加者を乗せたバスが到着しました。「野を味わう草食観察会」と題したバスツアーは年に一度だけ開催される、知る人ぞ知るイベントです。今年で14年目を迎えたツアーには盛岡市内の20代から80代まで、幅広い年代の40人が参加しました。朝から雨が降ったり止んだりのあいにくの天気でしたが参加者たちは、森林インストラクターの解説を聞きながら森の奥へと歩みを進めます。
「フキノトウはなんて言います?」「ばっけ」「そうですよね、でオスを『じっけ』と呼ぶ」「え~」
 1時間半の散策を終えると、もう一つの楽しみが待っています。園内のそば処で味わえる、こちらです。朝一番で打ったコシのある外山そば。傍らには、ハリギリにツルアジサイ、行者ニンニクやボウナなど10種類もの山菜の天ぷらが添えられています。こちらでは普段、メニューに天ぷらはありません。そばと一緒に天ぷらを味わいたいという多くの声に応えるため、1年にたった1日だけ、特別に提供しています。
(参加者)「すごくおいしいです」「(山菜のお味は?)どれもおいしいです。自分ではなかなか選んで摘んで食べられないので、そういう意味では楽しい会でした」
 普段天ぷらを出さない理由は?
(髙橋久祐さん)「外山ダムから盛岡市内に水が流れていて、その上流部に位置して水質を還元する森として作られたのが一つなんですが、それは油を川により流さないということで天ぷらをやらない」
 髙橋さんは、イベントを通して公園の役割や森林資源の大切さを知ってほしいと話します。参加者が舌鼓を打った山菜の天ぷらは、また来年までのお楽しみです。

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[2017/05/26 放送予定]

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