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仮設校舎・新校舎から“15の旅立ち”/岩手・釜石市ほか

 2017年03月15日 17:11 更新

東日本大震災で被災し仮設校舎での学校生活を余儀なくされてきた沿岸の中学校で、15日、卒業式が行われました。このうち釜石東中学校は、震災後、仮設校舎がつくられた県内の小・中学校12ヶ所のうち最後に残った1校です。仮設校舎から巣立つ最後の卒業生47人に佐々木賢治校長は、「人には言えない深い悲しみや辛さを乗り越えてきょうの日を迎えた皆さんの、苦労と忍耐力に敬意を表します」と祝辞を送りました。卒業生代表として答辞を述べた佐々木千芽さんは「仮設校舎で充実した学校生活を送ることが出来たのは、地域の皆様やたくさんの方々の支えがあったからです」と感謝を伝えました。県教育委員会によりますと今月、新校舎が完成するこちらの釜石東中学校と同じく釜石市の鵜住居小学校を最後に、震災後にできた小・中学校12ヶ所のプレハブ仮設校舎は全て解消するということです。一方、大船渡市の赤崎中学校では引っ越したばかりの新しい校舎で卒業式が行われました。赤崎中学校の新校舎は以前の校舎の裏山を造成し、海抜20メートルの高さに再建されました。赤崎中学校は震災の津波で校舎が全壊し、その後、赤崎町内の高台に建てられた仮設校舎で授業が続けられてきました。新しい校舎で卒業を迎えたのは31人。15日は白木の香りが漂う体育館で卒業式が行われました。式では横田一平校長が「胸を張って岩手県大船渡市の赤崎中学校の出身だと言えるような生き方をして、ふるさとの発展を担ってほしい」と生徒たちに語りかけました。津波で母と祖母を失った卒業生代表、千葉宗幸くんの答辞がきっかけとなり卒業生たちの目から涙があふれました。狭いながらも思い出が詰まった仮設校舎と多くの人の協力で建てられた新校舎。2つの校舎を経験した卒業生たちはたくさんの感謝を胸に旅立ちました。

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[2017/03/27 放送予定]

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