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前沢牛が国の制度「地理的表示」に登録/岩手

 2017年03月03日 18:50 更新

岩手を代表するブランド牛「前沢牛」が3日、地域ブランドを保護する国の制度に登録されました。ブランドのいわば「国からのお墨付き」ともいえる制度で、知名度アップや販路拡大が期待されます。

(前沢牛の肥育農家・佐藤孝一さん)
「前沢牛は小規模農家が多いのですが、1頭1頭丹念に育てていますので、自信を持って届けています」

45年前から前沢牛の肥育農家を営む佐藤孝一さん。現在、前沢区内に64人いる農家の一人で、55頭の肉牛を飼育しています。

(佐藤さん)
「前沢地区は特Aランクのコメができていまして、いい稲わらに仕上がっています。」

佐藤さんが育てているその前沢牛が登録されたのが、「地理的表示」という国の制度です。この制度はその地域と結びつきが深い、農畜産物や加工品を、地域の名前とセットで知的財産として国が保護します。模倣品などには罰則が適用されます。これまでに北海道の「夕張メロン」や、熊本の「い草」など24品目が登録されていました。農林水産省は3日、三重の「特産松阪牛」や、山形の「米沢牛」などとともに、県内では初登録となる、奥州市の「前沢牛」を登録することを決定しました。農水省で行われた登録証の授与式では、JAいわてふるさとの門脇功経営管理委員会会長が、礒崎陽輔農林水産副大臣から登録証を受け取りました。前沢牛の登録の理由として「コメ作りに適した土地で採れる、良質で清潔な稲わらを餌や敷きわらにしていること」「全国肉用牛枝肉共進会で、全国最多6回の農林水産大臣賞を受賞するなど、全国規模で優秀な成績を収めていること」などが挙げられました。前沢牛を育てている佐藤さんは、地理的表示の登録で販路が広がることを期待しています。

(佐藤さん)
「2019年にはラグビーWCが釜石で開催される。2020年には東京五輪が開催。新たな需要の掘り起しを行いたいと思っている。前沢牛にとっては力強い登録になったと思っています」

国からブランドの新たなお墨付きを得た形の前沢牛。特産品の中には登録により売り上げが向上した例もあり、生産者の期待は高まっています。

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[2017/03/27 放送予定]

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