赤沼ヨシさん。1917年=大正6年生まれの97歳です。

「(震災から4年はあっというま?長い?)長いでしょ。私は、昭和8年の時は、津波から4年で嫁に行ったんでござんすよ」
ヨシさんのふるさと、宮古市田老。東日本大震災でも甚大な被害をうけました。
当時93歳のヨシさん、避難所にいました。
「この手押し車を押したども、車があっちいく、こっちいく。力を入れてもなかなか走らないの。それでもようやく、杉林さたどりついて・・・」

「津波てんでんこ」の教えを守り、一命を取り留めました。

ヨシさん94歳。仮設住宅で千羽鶴を折っていました。
「みんなが揃って町に戻るようにって、一生懸命(作っている)。私が倒れるか、町が先に立つか…」
ヨシさん95歳。
「何だかもう、忘れられてんでねーべかと思いやんすの。時間が止まったような気がして」
このころから挑戦し始めたもの、「ペーパークラフト作り」。
じょじょに地域から離れる人も目立ち始めた、96歳の春。

「なくしたくねんだ、生まれ里を」

97歳。随分上達した作品づくり。各地からの支援物資への恩返しの品です。
震災から4年ー。ヨシさんはいまだ仮設暮らしが続いています。
ヨシさんの思いを込めた90秒のキャンペーンCMです。

「安住の家がないと、復興したという気持ちにはならない・・・」

震災から4年―。仮設暮らしはまた延びることになりました。

「復興は"てんでんこ"ではできません。」 (宮古市田老 赤沼ヨシ97歳)

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